デイサービスの現場で働くメリットとデメリット

ここでは、デイサービスで働きたいと考えている人に向けて、現場で働くメリットとデメリットに言及したいと思います。

最初にメリットとして言えるのは、基本的に夜勤が無く、生活リズムを崩すことなく働けるところです。土日祝日休みの現場もあるため、家族や大切な人と過ごす時間を確保することもできるでしょう。

そして次に挙げられるのが、介護度が低い利用者が多い傾向にあるということ。つきっきりの介助が必要なケースはあまり無いため、バタバタと動き回ることもそう無いでしょう。そのため、体力的な負担や忙しさが気になる人にとって、最適な職場だと言えます。

加えて、レクリエーションや季節の催しなど、利用者と一緒に楽しめるイベントが多いこともメリットとして挙げられます。レクリエーションを通して、利用者と自然と仲良くなれるのも嬉しいポイントです。また、自分で企画できる場合もあるため、人を喜ばせることが好きな人は楽しく働けるでしょう。

一方、デメリットとして挙げられるのが、入居型の施設に比べて給与が低くなりがちな点です。デイサービスは夜勤が無く、残業も少ない傾向にあるため、必然的にそうなってしまうのです。ただ、それはゆとりを持って働けるという利点でもあります。家庭と両立している方、プライベートを優先したい方にとっては、無理なく働ける環境になるでしょう。

もう一つのデメリットに、身体介護のスキルを深く学ぶ場としては適していない点が挙げられます。入居施設に比べて身体介護をする機会が少ないため、介助のサポートを実践で学ぶには物足りないかもしれません。介護業界で求められる人材になりたいなら、身体介護のスキルは必要不可欠です。研修を受けたり、職場を変えたりして、知識・技術を落とし込むことが大切です。